システイン以外のアミノ酸

システインはアミノ酸の一つです。

システインを含む約20種類のアミノ酸からタンパク質、とりわけ私たち人間の身体をつくるタンパク質をつくっていて、その中のどのアミノ酸が欠けても、人間の身体を維持することができないというから、アミノ酸とは何て大切な栄養素なのだろうかと思ってしまいますね。

世界中にある天然アミノ酸は、現在約500種類あるそうで、そのうちの約20種類のアミノ酸だけが人間の身体に関わっていることになり、しかもそれぞれが大切な役割を持っているのです!

システインはメラニンを抑制し、肌のターンオーバーに関係していることはすでにご存じの通りです。

システインを助ける形で作用するアミノ酸は、プロリン、アルギニンがあり、ビタミンCの摂取により作用が強化されます。

人間の身体を有害な細菌などから守る、免疫力をアップさせるアミノ酸があり、グルタミンとアルギニンがそれで、ビタミンAの摂取を強化させるとこれらのアミノ酸も強力に作用できます。

また、ブレーンアミノ酸とも呼ばれ、脳の働きや集中力をアップさせるアミノ酸として、チロシンやアルギニン、更にフェニルアラニン、また、イソロイシン、そしてグルタミン酸があります。

とくにチロシンは脳の働きを活発にするとのこと。

筋力アップのアミノ酸は、ロイシン、イソロイシン、バリンがあります。

また、リラックスさせる作用をするアミノ酸もあって、それは、緑茶に含まれるテアニンだそう。

女性の冷え性改善に作用するアミノ酸は、アルギニンということで、私たちの身体は多くのアミノ酸が働いてくれているのですね。

ちなみに、普段は身体中を循環していて、イザと言う時に駆けつけるアミノ酸もいて、それらのアミノ酸を遊離アミノ酸と呼ぶのだそうですよ。

全くアミノ酸の力は偉大だと感心させられますね。

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